平成17年度公募研究について

平成１６年度に発足しました「ヒッグス粒子と超対称性の発見が切り拓く２１世紀の素粒子物理学（領域番号441)」は、LHC,MEG実験で期待される成果や知見を更に大きく広げる研究や、深く掘り下げる為に必要となる基礎研究を、実験、理論両面で広く公募します。更に次世代の加速器実験で期待される物理研究や、これらの実験を担う新しい検出器開発も含まれています。

本領域の期間(H16-H21)の関係で、H１７年度は研究期間１年です。一件あたり３００万円程度で、１０件程度の採択を予定しています。奮ってご応募ください。

詳しくは、本領域のホームページ

http://www.icepp.s.u-tokyo.ac.jp/tokutei/

及び、

http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/koubotop/download.htm

より得られます平成１７年度科学研究費補助金公募要領の３４頁をご覧ください。

なお、本研究領域は、以下の研究計画で構成されています。将来計画の実験研究は、研究内容に応じてA01, A02, A03またはB01で応募してください。

• 計画研究A01「アトラス検出器を用いたヒッグス粒子の発見」(代表:坂本 宏)
• 計画研究A02「アトラス検出器を用いた超対称性の発見」　(代表:川越 清以)
• 計画研究A03「アトラス実験での精密測定と標準理論を超えた物理の研究」(代表:岩崎 博行)
• 計画研究A04「素粒子模型構築へのLHC実験のインパクト」(代表:野尻 美保子)

• 計画研究B01「ミュー粒子稀崩壊探索実験MEGで迫る超対称性大統一理論」(代表:森 俊則)
• 計画研究B02「超対称理論における世代構造とレプトン・フレーバーの破れの研究」(代表:山口 昌弘)

• 計画研究C01「超弦理論のコンパクト化に基づく標準模型へのアプローチ」(代表:江口 徹)
• 計画研究C02「超対称ゲージ理論と精密測定の物理」(代表:石川 健三)
• 計画研究C03「時空構造と統一理論」(代表:井上 研三)
• 計画研究C04「超対称模型の現象論的研究」(代表:岡田 安弘)

ご不明な点がございましたら、ご連絡ください。

領域代表　駒宮幸男　

事務担当　浅井祥仁

東京大学・素粒子物理国際研究センター

〒113-0033　文京区本郷7-3-1

東京大学　理学部1号館10階1015号室

TEL:03(3815)8384/FAX:03(3814)8806

2005年6月17日更新