研究組織-A04

研究項目A「エネルギーフロンティアLHC実験」

計画研究 A04「素粒子模型構築へのLHC実験のインパクト」

研究代表者 野尻 美保子 高エネルギー加速器研究機構・素粒子原子核研究所 教授

研究分担者

小林 達夫

京都大学・大学院理学研究科

准教授

前川 展祐   名古屋大学・大学院理学研究科 准教授

(研究計画の概要) この研究計画では、ゲージ対称性の破れの起源、大統一理論、超対称性の破れ、余剰次元の理論的研究をもとに、標準模型を超える理論の予言がLHCで確実に検証できるように、新しい解析方法、探索すべきシグナルの提案を行う。LHC実験で得られるシグナルは、高いエネルギースケールの物理を探る上で、決定的な情報となるので、実験と協力して、可能なシグナルを網羅する。また、新しい素粒子は、暗黒物質の候補となるため、コライダーで発見される一番軽い超対称性粒子の性質の決定については特に注意をはらい、現在の宇宙に暗黒物質ができた過程にせまる。理論と実験が協力してLHC実験データを解析するための準備として、研究会も行う。

進行状況報告


本ページに関する問い合わせ先:東大素粒子センター・坂本 宏sakamoto@icepp.s.u-tokyo.ac.jp

2008年2月14日更新