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Zheng Huakai

寺師研究室 修士課程2年

素粒子物理国際研究センターを選んだ理由は?

私は元々修士課程の学生で、主にロボットの研究をしていました。当時は人の手を模倣するロボットの開発を目標とし、手の研究をしていましたが、既に存在したものを学習するより新しいものを作りたいと考え始め、量子機械学習経由で量子コンピュータに興味を持ちました。その研究ができる研究室を探していたとき知ったのがICEPPです。
ICEPPを選んだ一番の理由は、IBMとのコラボレーションです。大学の研究だけではなく、企業と連携した実践的な研究にも触れられる点に大きな魅力を感じました。

実際に入ってみてどうでしたか?

先ずは先生方と事務室の方々にお礼を言いたいです。手厚いサポートのおかげで、研究活動に専念できました。実際に入ってみると、とても自由な雰囲気でコアタイムのようなものもなく、以前の研究室とも似ていてすぐに馴染めたと思います。
そのため、入学前に思っていたより自分のペースで研究に取り組める良い環境だと感じています。また、分野や研究室によらず同じ部屋で研究を行うので、自分の専門以外の話を聞く機会も多く、視野が広がりました。

学部生のころと比べて、変わったと思う点は?

授業などの制限がなくなり、自由に使える時間が増えたので、マイペースな生活になったと思います。より効率的に研究を進めるようにスケジュールを作るのは重要です。遊びたい日は遊びに行き、研究したい日は徹夜しても良い、みたいなことが可能になったので、限られた時間を如何に使うのか、がとても重要だと考えています。もうひとつは、学部のように学ぶべき知識が決まっていません。研究をすればするほど自分の知識の足りなさを痛感するので、心を折れずに着実に知識を身につけることが大事だと思います。

研究は何が楽しいですか?何が大変ですか?

私にとって研究はゲームみたいなものです。ある目標に向けて、着実に経験を積み、スキルを習得し、良い知識を身につけ、色んな所に行き、色んな人と出会い、最後にエンディングを迎える――。固定した流れではありますが、このゲームにより、物事の見え方や意味そのものが変わり、途中の景色やBGM、必要な素材やボス戦など、その感じ方も大きく変わると思います。ミーティング後の帰り道で見た夕日、休憩の時に見た窓外の景色のように、研究によってあらゆる物事に新しい意味がもたらされるのが、一番楽しいです。

大学院の生活はどんな感じですか?

私は結構自由な生活を送っています。起きてからまず自分の調子を確認し、どうしてもやる気が出ない場合は家に篭ったり、外出したりします。大体夜になるとやる気が湧いてくるので、少し夜更かしして研究にも取り組みます。それ以外の場合は、研究室に行って研究活動を行い、ミーティングに合うようにスケジュールを管理し、毎日やるべきことを事前に決めているので当日のタスクを完了させ、その成果に満足できたら帰る感じです。何か進捗や問題があれば、先生方と議論し、次に何をやるべきかを整理するようにしています。

将来は?

将来は何があるのか予測できないので、先ずは博士課程に進学し、自分の能力を高める、何が発生してもある程度対処できるようになりたいです。博士課程を修了するまでの時間が長いので、自分がやりたいこと、自分の強みを発揮できること、この世界に貢献できることなどを考えながら、その時の環境に合わせて、自分らしい選択をしたいと思います。

素粒子物理国際研究センターを目指す学部生にひと言!

ICEPPはとても良いところだと思います。研究環境が整っていて、幅広い分野に触れられます。また、海外への出張や、色んな国・地域の研究者との交流、議論により、自分の視野を大きく広げることができます。研究面だけではなく、多様な価値観に触れる中で、自分の考え方や将来の選択肢を広げられるのもICEPPの魅力だと思います。将来、皆さんと一緒に研究活動ができるのを楽しみにしています。
最後に、私が好きなエリウド・キプチョゲさんの言葉で終わりたいと思います:You live simple, you train hard, and live an honest life. Then you are free.