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修士1年の杉崎海斗君が「第9回高エネルギー物理春の学校2019 特別賞」を受賞

素粒子物理学の面白さを伝え、若手研究者同士の繋がりを広げる機会となるよう、有志の世話人(国内の大学・研究機関の教員)の支援により毎年開催されている「高エネルギー物理春の学校」が今年も5月17~19日に行なわれました。本センターからも修士1年の学生3名が参加し、口頭発表・ポスター発表・パネルディスカッション等で日頃の研究成果を多くの国内の若手研究者と議論しました。
春の学校では例年、質疑応答等で学校全体を盛り上げることに特に貢献した学生を「特別賞」にノミネートしていますが、今年は本センター修士1年の杉崎海斗君が受賞しました。

表彰式
優秀賞・特別賞・ポスター賞に受賞した学生の全体写真。中央が本人。

受賞理由

講義や発表時に積極的に発問し、議論を盛り上げたことが評価されました。また、今年はパネルディスカッションの場が設けられ、学生同士で物理や今後のキャリアについて、活発な議論が行なわれました。杉崎君は5人のパネラーのうちの1人となり、各議題に対して自らの意見を率直に発信し、全参加者のなかでその熱意と努力が際立っていたとの講評をいただきました。

議論
超対称性の物理研究について発表したり、活発な議論を繰り広げる杉崎君。(発起人写真提供)

参加の感想と今後の抱負

私は、LHC-ATLAS実験で研究遂行されている新物理探索に興味があり、ICEPPに進学しました。特に「超対称性理論」に興味があり、春の学校でも学部の卒論テーマであった超対称性理論の研究について発表し、多くの方と深い議論ができて良い機会となりました。今後は、ICEPPでLHC-ATLAS実験の一員として、今まで理論で培った知識や考え方を活かし、ミューオントリガーシステムの開発やデータ解析を行ない、超対称性の発見に貢献したいと思っています。
春の学校では、同じ分野で研究している多くの国内の学生との交流ができ、とても良い刺激になりました。M1の学生が多かったので、横の繋がりを拡げることもできました。さらに、様々な高エネルギー実験のお話を聴けたので、勉強になりました。

リンク

●第9回高エネルギー物理春の学校2019(関連サイト)