東京大学素粒子物理国際研究センターでは、全国の素粒子物理の研究者、特に大学院生を含む若手研究者の間の交流を深め将来の素粒子物理研究の発展を図るため、本シンポジウムを開催いたします。

概要

ICEPPシンポジウムは、欧米でよく行なわれているウインター/サマースクール形式のシンポジウムです。最近ますます密接に結び付き、既に境界もないと言える素粒子・原子核・宇宙物理を対象としています。加速器・測定器技術なども包含した実験と理論の最新の題材を、招待講師の先生と最前線で頑張っている大学院生が一堂に会して徹底的に議論できるチャンスです。若手研究者の皆様の積極的なご参加をお待ちしています。

日時:
平成23年2月20日(日) - 23日(水)
場所:
長野県 北安曇郡 白馬村岳美山荘
内容:
招待講師による講義、参加者による講演、自由討論
招待講師:
立川 裕二 氏 (東京大学数物連携宇宙研究機構)
講演タイトル:
超弦理論入門
概要:
現時点で観測されている最も小さいスケールを記述する理論は場の量子論ですが、これは粒子を相対論的に量子化したものでした。ここで出発点をすこし変えて、粒子のかわりに小さな弦を量子化しようとするのが超弦理論です。すると、不思議なことに、重力とゲージ場が自然に理論に含まれていることがわかりました。その結果、標準模型と量子重力を同時に記述できる可能性が多いにあると思われ、余剰次元や超対称性を考える原因にもなりました。今回は、超弦理論とはどんなものか、それで統一理論を記述するという目標にはどこまで近づいているかということを中心にお話ししたいと思います。

参加申込

下記の参加申込書と取引先データ登録依頼書をダウンロードしご記入ください。参加申込書はe-mailまたはFAXで問い合わせ先までお送りください。取引先データ登録依頼書は押印し原本を郵送して下さい。


参加申込書:
PDF
取引先データ登録依頼書(旅費振込みに必要):
PDF
PDF (記入例)
申込締切:
平成22年12月10日(金) 募集は締め切りました
募集人数:
約30名
※1月以降のキャンセル及び日程変更は困難となりますので、十分に日程調整の上お申込み下さいますようお願いします。
※講演者に対しては旅費が素粒子センターから東京大学規程に基づいて支給されます。ただし、科研費や委託費で雇用されている方には支給できません。
※取引先データ登録依頼書は、前回以前に登録された方で口座番号・住所等データに変更が無い場合は提出の必要はありません。

問い合わせ先

住所:
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学 理1号館
素粒子物理国際研究センター シンポジウム係
TEL:
03-3815-8384
FAX:
03-3814-8806
e-mail:(スペースを外してください)
sympo17 @ icepp.s.u-tokyo.ac.jp
プログラム委員:
長縄 直崇 (名古屋大学)
身内 賢太朗 (京都大学)
幹事:
澤田 龍 (ICEPP)
中村 智昭 (ICEPP)
事務担当:
鈴木 恵美 (ICEPP)