研究体制
学生の所属研究室によらず、ICEPPのILCグループとして一体で研究活動を行っています。大学院生の研究については、週1回の大谷研、末原研合同の東京ミーティングでレビューを行うとともに、 必要に応じて指導教員と個別の議論を行っています。また、各研究テーマ(物理・深層学習・カロリメータ)ごとに、国内のILC関連の共同研究者とのリモート会議(物理・カロリメータ)、 ICEPPのAIグループ(深層学習)との連携会議を毎週開催し、共同研究者との連携を図っています。海外の共同研究者とのリモート会議も随時開催しています。 共同研究者との国際ワークショップ、研究テーマごとのワークショップや国際会議にも随時参加しており、大学院生も渡航して研究成果の発表をする機会もあります。 また、海外のビームライン等を用いて実験を行うことがあり、日本からも大学院生が参加し、実験の遂行、解析等を担っています。
スタッフ
連絡先はICEPPのメンバーページをご確認ください。
氏名
研究テーマ
石野 雅也 (教授・センター長)
ILC-Japanの代表としてILC推進を担うとともに、他スタッフと連携してILC関連の物理解析も行う。
大谷 航 (准教授)
シンチレータカロリメータの開発、二重読み出しカロリメータの開発、新奇材料を用いたカロリメータの研究開発に取り組んでいる。
大谷研究室
末原 大幹 (特任准教授)
深層学習を用いた事象再構成およびそれを活用した物理解析、シリコン電磁カロリメータおよびビームダンプ実験への応用に主に取り組んでいる。
末原研究室
Junping Tian (助教)
ILCの物理解析全般、特に有効場理論による新物理探索感度の研究とヒッグス自己結合関連の研究。
森 俊則 (名誉教授・特任研究員)
現在は主に他実験(Pioneer実験)を推進するが、経験を活かしてILC推進や研究に関する助言を行う。
大学院生等
村田 樹 (大谷研D3)
シンチレータカロリメータのテスト実験の遂行およびデータ解析、深層学習を用いたParticle Flowアルゴリズムの開発。
李 維遠(大谷研D2)
二重読み出しカロリメータの開発、特にチェレンコフ検出器の開発。
高津 大誠(大谷研D1)
シンチレータカロリメータのテスト実験の遂行およびデータ解析、シリコン電磁カロリメータのビーム試験および解析
神山 大樹(末原研D1)
二重読み出しカロリメータの開発、特にシミュレーションによる測定性能の研究。
小川 拓泰(末原研D1)
二重読み出しカロリメータの開発、特にシンチレータカロリメータの改良および性能評価。
清野 拓己(大谷研M2)
シンチレータカロリメータの改良のための研究、およびヒッグスストレンジ結合の測定性能評価。
田上 理沙子(石野研M2)
深層学習を用いたジェット識別アルゴリズムの開発。
川原 宇広(末原研M1)
シリコン電磁カロリメータの開発およびビームダンプ実験への応用、深層学習を用いたジェット識別アルゴリズムの開発。
Yifu Zhang (末原研 研究生)
シリコン電磁カロリメータの開発およびビームダンプ実験への応用。
Stefan Barbu (iLANCE intern, -2025/7)
深層学習を用いたParticle Flowアルゴリズムの開発。