興味のあるイベントの保存
Last update: 2003/08/15
次の7つのファイルをダウンロードしてください。(samples/code05)
amain.cxx
ZZ.h
ZZ.cxx
Utilities.h
Utilities.cxx
signal.script
Makefile
今回は若干条件を緩めておいてイベントサンプルを小さくすることを考えます。
これは何度も同じ解析を繰り返す中で重要です。
つまり、必ず不要なイベントに繰り返しCPUを使う必要はありません。
まず、signal.scriptに次の行を追加しました。
output skim_ggf_hd-zz_hm200_cteq5l_llumi_n0001.root
これで、skim_ggf_hd-zz_hm200_cteq5l_llumi_n0001.rootというファイルに必要なデータが保存されます。
次に若干条件を緩めます。
ここは所有する、あるいは、使用できるディスクスペースを考えて条件を緩めてください。
あと、ROOTファイルは2GBまでしか扱えないはずです。
// Conditions
mc_IsoMuonPtCut = 20.;
mc_IsoMuonEtaCut = 2.5;
mc_IsoLetponNCut = 1;
mc_ZMassCutFrom = 91.18760-15.; // 10GeV --> 15GeV
mc_ZMassCutTo = 91.18760+15.; // 10GeV --> 15GeV
データをすべて保存するために
DeactivateAll();
ActivateMuon();
ではなく
ActivateAll();
に設定する必要があります。したがって、実行時間は結構長いです。
Doit()の中で、保存したいイベントなら SetSkimというメンバ関数を利用して1に設定します。
これで自動的に保存されます。
// Store this interest event
if (Higgs.size() >= 1) {
SetSkim(1);
}
時間がかかるので、すでに準備したものがあります。
/atlas/tutorial2/root/atlfast/skim_ggf_hd-zz_hm200_cteq5l_llumi_n0001.root
/atlas/tutorial2/root/atlfast/skim_ggf_hd-zz_hm200_cteq5l_llumi_n0001_n0003.root
/atlas/tutorial2/root/atlfast/skim_zz_cteq5l_llumi_n0001_n0100.root
です。最初のファイルをだけを用いて前節のプログラムを実行してみてください。
そのためにはsignal.script(修正後のファイル)を次のように変更します。
treename h102
user_rootfile result-skim.root
user_ptypeinit /atlas/atlasj/atlas_japan/slc3-gcc323/pro/share/dat/particle/pdg_particles.dat
input /atlas/tutorial2/root/atlfast/skim_ggf_hd-zz_hm200_cteq5l_llumi_n0001.root
process
この結果(HiggsMass;1)は同じになるはずです。一方、当り前ですがMuonの分布はもちろん異なります。
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jtanaka