概要
Last update: 2007/10/24
- ROOTを使う?
大きく別けて2通りの使いかたがあります。
- インターラクティブに使う。
- ライブラリとして使う。
前者は端末(kterm/xterm等)でrootと叩くと出てくるプロンプトにどんどんコマンドを
打ち込む使い方です。後者はC++のソースの中でTFile等のROOTにあるクラスを利用する方法です。
物理解析ではどちらも利用します。
- 解析データ
ATLASではデータをPOOLファイル(based on ROOT Object)で保存します。
(p)AODを直接ROOTでアクセスできるフレームワークも開発、テスト中です。
主流は
- AODをAthenaで直接解析する。
- Event view(EV)という道具を使って解析する。(解析、あるいは、ただのdumperとしてEVを使います。)
- AAN(ROOT)に必要な変数を保存して、ROOTで解析する。
となっています。いずれにせよ、最終プロットはROOTで生成することになります。
(解析の最終段階では、必ずFitやTopMCを行いますが、これもROOT(及び、その派生)で行います。)
ここでは3番目の方法を使って、解析の流れを理解することを目指します。
- 解析の流れ
- 解析用プログラムをC++で書いて実行する。
- 実行結果はROOTファイルで保存されているので、これをROOTでアクセスします。
- あとは、上記の繰り返し。
- データサンプル (Tutorial用)
- lxatl at ICEPP
- /atlas/tutorial2/atlfast/runatlf/root/v2a/pythia6_tauola/higgs/
- /atlas/tutorial2/atlfast/runatlf/root/v2a/pythia6_tauola/bg/
- /atlas/tutorial2/root/atlfast/
サイズを小さくしたものです。条件は同DirectoryのREADME.txtを見てください。
- 環境設定 (Tutorial用)
- lxatl at ICEPP (SLC3)
- sh系: . /atlas/atlasj/etc/atlj_gcc3.2.3_slc3.sh 20050908_0000
- csh系: source /atlas/atlasj/etc/atlj_gcc3.2.3_slc3.csh 20050908_0000
echo $ATLJ_TOP_DIRとして、/atlas/atlasj/atlas_japan/slc3-gcc323/20050908_0000と表示されることを確認してください。
- サンプルコード (Tutorial用)
- lxatl at ICEPP
- /atlas/tutorial2/root/atlfast/codes-lxatl.tar.gz
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jtanaka