雛型プログラム

Last update: 2003/08/15

次の4つのファイルをダウンロードしてください。(samples/code01)
amain.cxx
ZZ.h
ZZ.cxx
Makefile

amain.cxxにmain関数が存在しますが、このファイルを修正することは
ほとんどありません。#include "ZZ.h"の行を適切に変更するだけです。
ZZ.hは解析プログラムのヘッダーファイルです。
以下のようにATLASJ_Eventクラスを継承したクラスを利用します。

class Userana : public ATLASJ_Event
{
public:
  Userana() {};
  Userana(int argc, char** argv) : ATLASJ_Event(argc,argv) {};
  Userana(TTree *tree) : ATLASJ_Event(tree) {};
  virtual ~Userana() {};

  virtual void Initialization();
  virtual void Doit();
  virtual void Finalization();

private:
};

重要なコンストラクタは Userana(int argc, char** argv) です。
必ず基底クラスの同じ引数のコンストラクタを呼ぶ必要があります。

解析自体はInitialization()、Doit()、Finalization()の中に記述します。
Initialization()は解析の一番始めに行う事を記述するためのメンバで、
一度しか呼ばれません。必要な初期化、例えばヒストグラムの作成、はここで行います。
逆に、Finalization()は解析の一番最後に行う事を記述するためのメンバで
これも一度しか呼ばれません。
Doit()はイベント毎に呼ばれるメンバで、ここに解析する内容を記述します。
つまり、流れとしては 100 イベントのデータファイルを解析した場合
Initialization() --> 100回のDoit() --> Finalization()
となります。

ZZ.cxxは解析プログラムの本体です。

Makefileはこれらの3つのファイルから実行ファイルを作成するためのメイクファイルです。

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jtanaka