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ミューオンLFV研究の新たな展開に向けて
Workshop on Muon LFV and Beyond 開催

ミューオンを用いたレプトンフレーバー保存の破れ(Charged Lepton Flavor Violation: CLFV)研究は、現在大きな転換点を迎えています。COMET、MEG II、Mu2e、Mu3eといった大強度ミューオンビームを活用する相補的な実験では、目標感度に迫る測定結果の公表や本格的な物理データ取得が今後数年以内に予定されており、この分野の飛躍的な発展が期待されています。
こうした状況を背景に、2026年8月6日(木)・7日(金)の2日間にかけて、「Workshop on Muon LFV and Beyond」を東京大学・化学講堂にて開催しました。理論・実験の研究者および大学院生約50名が参加し、ミューオンLFV研究を中心に関連分野も含めた幅広い議論を行いました。

集合写真

ワークショップでは、LFVシグナルの解釈や新物理探索に向けた理論模型の特徴、実験間の相補性などについて活発な意見交換が行われ、今後の研究展開のための連携強化が図られました。 また、招待講演者による最先端の研究成果の紹介に加え、若手研究者を中心とした口頭発表およびポスター発表が行われ、研究成果の発信だけでなく、将来の研究を担う若手人材の育成や研究者間の交流促進という点でも有意義な機会となりました。 クロージングでは、高エネルギー加速器研究機構(KEK)の岡田安弘先生より、「CLFVは新物理探索およびニュートリノ質量生成機構の解明に向けた重要な研究対象であり、ミューオンLFV研究をさらに発展させるためには理論と実験の協力を一層強化していくことが重要である」との総括が述べられました。

ポスターセッション
ポスター発表会場の様子

関連サイト

Workshop on Muon LFV and Beyond (会議サイト)