"初年次ゼミナール理科「素粒子と宇宙」"

2018年Sセメスター　月曜日4限（午後14:55-16:40）、K501教室

授業の目標・概要
- 素粒子と宇宙の最先端の話題について学習
  - 講義と資料により基礎を学ぶ。
  - 関連課題をグループごとに調査・検討して発表、議論を行う。
- 素粒子測定器を使った体験実習
  - 最先端の測定器を用いた観測を行う。
  - データを解析して議論を行い、改善や発展可能性を検討する。
  - グループごとに結果をまとめて発表し、全員で議論を行う。
授業の方法
- プロジェクタ、板書を用いて行う。適宜資料を配付する。資料等の配付にはウェブページを使う。
  - ウェブページ： http://www.icepp.s.u-tokyo.ac.jp/~mori/lecture/fysemi/
- 3つのグループに分かれて、検討・議論・作業・発表を行う。グループワークを重視する。ウェブ調査をするためノートブックPC等を持参すると役に立つ。教室に備え付けのChromebookも使用できる。
成績評価方法
- 出席により合否を決定する。欠席は3回まで（4回以上は相談して下さい）。欠席することがあらかじめ分かっている場合には、可能ならメールで連絡して下さい（メールアドレスは下記参照）。
教科書、参考書
- 特になし（授業中に適宜参考文献を挙げる予定）。
履修上の注意
- 履修者には授業に関する連絡等に使用するためメールアドレスを登録してもらいます。
- 授業に関する質問、欠席の連絡などは次のメールアドレスへ： moriicepp.s.u-tokyo.ac.jp
授業の日程予定
- 前半は主に講義とグループ学習により、素粒子と宇宙について基礎から最先端の話題まで学ぶ。後半は粒子測定器を使った体験実習を行い、宇宙線の測定とそのデータ解析を通して素粒子の実験手法を学ぶ。
  - 4/23：素粒子と宇宙のイントロダクション [森]（授業スライド（pdf 6.1MB）、授業概要説明ビラ）
  - 5/07：素粒子の相互作用と大統一理論 [森]（授業スライド（pdf 5.9MB））
  - 5/14：ヒッグス粒子と宇宙の相転移 [森]（授業スライド（pdf 16MB））
  - 5/21：素粒子の世代と反粒子が消えた謎 [森]（授業スライド（pdf 10MB））
  - 5/28：ダークマターと未知の対称性 [森]（授業スライド（pdf 18.4MB））
  - 6/04：粒子測定器－素粒子をいかにして測るか [大谷]（授業スライド（pdf 25MB））
  - 6/11：宇宙から地球に注ぐ粒子、宇宙線を測ろう [大谷]（授業スライド（pdf 15MB））
  - 6/18：測定実習（1） [大谷]
  - 6/25：測定実習（2） [大谷]
  - 7/02：測定実習（3）、測定データ解析、課題、発表準備 [大谷]（授業スライド（pdf 7MB））
  - 7/09：発表会 [大谷]
高エネルギー加速器研究機構（KEK）見学会（自由参加）
- 8月6日（月）実施
- ＊放射線管理区域内を見学するため、参加には事前登録が必要です。
- ＊詳細はこの資料を見て下さい。
- ＊当日のプログラム：
  - 10:30までに KEK入り口守衛所あたりに集合
  - 10:30 電子陽電子入射器（LINAC)
  - 11:10 先端加速器試験施設（ILC-ATF）
  - 11:50 超伝導リニアック試験施設（ILC-STF）
  - 12:30 食堂で昼食、（売店でKEKグッズ？）
  - 13:30 ユーザーズオフィス前に集合
  - 13:40 Belle II実験装置（筑波実験棟）
  - 14:50 SuperKEKB加速器（富士実験棟）
  - 16:00頃（常設展示の見学？）、現地解散