興味のあるイベントの保存
次の9つのファイルをダウンロードしてください。(code06)
main.cxx
ZZ.h
ZZ.cxx
signal.script
Makefile
HiggsUserInfo.h
HiggsUserInfo.cxx
Sort.icc
skim_signal.script
今回は若干条件を緩めておいてイベントサンプルを小さくすることを考えます。
これは何度も同じ解析を繰り返す中で重要です。
つまり、必ず不要なイベントに繰り返しCPUを使う必要はありません。
まず、signal.scriptに次の行を追加しました。
output skim_atlj.000009.gghzz4l_mh200.atlfast._00001.root
これで、skim_atlj.000009.gghzz4l_mh200.atlfast._00001.rootというファイルに必要なデータが保存されます。
次に若干条件を緩めます。
ここは所有する、あるいは、使用できるディスクスペースを考えて条件を緩めてください。
あと、ROOTファイルは2GBまでしか扱えないはずです。
// Conditions
mc_IsoMuonPtCut = 20.;
mc_IsoMuonEtaCut = 2.5;
mc_IsoLetponNCut = 1;
mc_ZMassCutFrom = 91.18760-15.; // 10GeV --> 15GeV
mc_ZMassCutTo = 91.18760+15.; // 10GeV --> 15GeV
データをすべて保存するために
DeactivateAll();
ActivateAtlfast();
ではなく
ActivateAll();
に設定する必要があります。したがって、実行時間は結構長いです。
Doit()の中で、保存したいイベントなら SetSkimというメンバ関数を利用して1に設定します。
これで自動的に保存されます。
// Store this interest event
if (Higgs.size() >= 1) {
SetSkim(1);
}
コンパイルして
./ZZ < signal.script > log 2>&1
を実行します。
生成されたファイルを
ls -l skim_atlj.000009.gghzz4l.atlfast._00001.root
で確認します。1MB程度になっているはずです。
もとのデータは10000イベントで約34MBだから、約30分の1になっています。
skim_signal.scriptの内容は以下のようになっていることを確認してください。
これは生成したROOTファイルを入力ファイルとして扱っています。
treename CBNT/t3333
input_data_unit mev
input skim_atlj.000009.gghzz4l_mh200.atlfast._00001.root
user_rootfile skim_result.root
user_ptypeinit /atlas/atlasj/atlas_japan/pro/share/dat/particle/pdg_particles.dat
process
code05を利用して、
../code05/ZZ < skim_signal.script 2>&1 log2
と実行します。
この結果、HiggsMassやBestHiggsMassは以前と同じになるはずです。
一方、Muonの分布は異なります。例えば、Ptはこのようになります。
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jtanaka