atscan の使い方
Last update:2003/06/17
atscan はシンプルなイベントディスプレイです.
若干改善された atscan2 もあります。
単純に kumac ファイルを実行してイベントを表示します.
ATLAS Japan で作成している ntuple ID 102 の情報を使用します.
(atscan は従来から存在したもので,私はこのバンクを参照するように変更し,
Generator level の情報を表示するようにしただけです....^^;)
若干修正を加えて表示情報を増やしたバージョンはこちらです。
方法は2つあって,atlphy01.kek.jp の CVS から取ってくる方法と
ここの tar.gz を直接取る方法があります.
(1) CVS の場合は atlphy01 という計算機にアカウントが必要です.
初めて/新たに取ってくる場合は,
cvs -d atlphy01.kek.jp:/home/atlasjpn/master checkout atlj_sim
で,既存の atlj_sim をアップデートする場合は,
cvs -d atlphy01.kek.jp:/home/atlasjpn/master update atlj_sim
です.肝心の atscan は atlj_sim/macro/atscan/ にあります.
(環境変数 CVS_RSH を設定する必要があります.例えば,setenv CVS_RSH ssh です.)
(2) tar.gz の場合は gzip -cd atscan.tar.gz | tar xvf - で展開します.
最近(GNU tar)は tar zxvf atscan.tar.gz でも OK だと思います.
atscan というディレクトリーができるはずです.
使う
atscan に移動したのち,paw を起動して
PAW > exec atscan 自分の ntuple ファイル
と実行します.2 x 2 画面で,
x-y view, pt-pz viwe, eta-phi view, jet等の情報
が表示され,paw を実行したウインドウに Generator level の
情報が表示されているはずです.
オプションは2つあって,
PAW > exec atscan 自分の ntuple ファイル 10
とすると10番目のイベントから表示を開始します.
このオプションがなければ1番目から表示します.
また,
PAW > exec atscan 自分の ntuple ファイル 1 0
とすると paw を実行したウインドウに Generator level の
情報を表示しなくなります.
表示内容
(1) 再構成された情報は,実線あるいはダッシュ線で表示されています.
* Muon cyan solid
* Elec yellow solid
* Phot magenta solid
* Jet green solid
* Miss red dash
* Neut blue dash
(2) Generator level の情報は,点線で表示されています.
ただし,Higgs のモードに特化した表示のため,それ以外のモードでは
きちんと表示されない可能性があります.
* b-jet from Higgs green dot
* b-jet from top cyan dot
* q-jet blue dot
* e,muon magenta dot
* tau-jet red dot
* neutrio yellow dot
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jtanaka