プレスリリース

記者懇談会開催のお知らせ
「ヒッグス粒子発見からの10年と、これからの10年」

ヒッグス粒子発見10年記者懇談会

国立大学法人 東京大学
大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構
アトラス日本グループ

このたび、東京大学、高エネルギー加速器研究機構(KEK)およびアトラス日本グループ(ATLAS-Japan)は、世界中の注目を集めた2012年7月4日のヒッグス粒子の発見から10年の節目を記念して、記者懇談会を開催いたします。
世界中の研究者が集結する欧州合同原子核研究機構(CERN)では、大型ハドロン衝突型加速器(LHC)とATLAS実験を含む4つの実験設備を増強するための運転停止期間(約3年)を終え、2022年4月22日にLHC第3期実験(Run3)を開始しました。ヒッグス粒子発見から10年の節目 を迎える7月初旬には、ビーム衝突エネルギーが13.6TeV(兆電子ボルト)に達する見込み予定であり、現地では加速器の試運転が行われています。
今回の記者懇談会では、ヒッグス粒子発見後の10年間で明らかになったヒッグス粒子の性質や素粒子の質量起源としての真空の性質などの知見に加え、LHC Run3と高輝度LHCプロジェクトを通じて得られると期待される科学的 成果について、紹介させていただく機会を持ちたく存じます。
下記のとおりご案内申し上げますので、ぜひ本会にご参加いただけますと幸いです。
※本会は、報道関係の皆様を対象とした懇談会になります。参加方法は既にお知らせしておりますリリース記載の専用フォームにて事前にお申込みください。

日時

2022年7月5日(火) 16:00~18:00(15:30受付開始)

場所

東京大学本郷キャンパス 小柴ホール(文京区本郷7-3-1) アクセスマップ

内容

16:00-16:30ヒッグス粒子発見からの10年間で解明された物理とその意義
花垣和則 (アトラス日本グループ・共同代表者/高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所・教授)
16:30-17:00LHC第3期実験と高輝度LHCプロジェクトで拓かれる物理
石野雅也 (アトラス日本グループ・共同代表者/東京大学素粒子物理国際研究センター・教授)
17:00-質疑応答

関連リンク

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