ATLAS日本基礎ネットワーク LCGミドルウエアトレーニングコース

第一回 LCGの概要~計算グリッドとは

ここでの目標

1.LCG(LHC Computing Grid)とはなにか

1.1.LHCの計算需要

どれほどの資源が必要か。世界中で資源を出し合う。

1.2.分散解析の枠組み

単一のジョブ制御ですべての資源を使用する

1.3.計算グリッドの導入

広域ネットワークで接続された計算インフラ

2.計算グリッドの概要

2.1.計算機クラスターのクラスター

様々な計算クラスターを接続する共通の基盤

2.2.計算資源の抽象化

ヘテロな環境を抽象化する。計算資源と記憶資源、さらにセンサー。

2.3.シングルサインオン

利用者の認証と権限。グリッドセッションへのログイン。

3.計算グリッドの構成要素

3.1.認証と権限

公開鍵暗号インフラとプロクシ認証のメカニズム

3.2.計算資源の発見と利用

リソースブローカが折衝をする。計算機と記憶装置

3.3.記憶装置とファイルカタログ

どこからでも見えるファイルのカタログ。実行で必要なファイルの複製(レプリカ)

3.4.情報システム

様々な情報の提供。資源情報、サイトの状態、ジョブの状態など

付録.参考資料



2005年12月20日更新