同様に、電子と陽電子を勢いよく加速して正面衝突させれば、その構造を調べることができます。 ここで、より高いエネルギーでの衝突は、 より小さい構造の探索に対応します。
LEP2では、電子と陽電子をLEP1の2.5倍ものエネルギーで正面衝突させ、粒子がどのような頻度と角度で生成されるかを精密に調べました。 その結果、素粒子と考えられる電子や陽電子は、10-17cmまで内部構造を持たないことが確認されました。