アーシングポイントは
1. バッテリ←→左ヘッドライト裏
2. バッテリ←→左ストラット
3. バッテリ←→オルタネータ
4. バッテリ←→ディストリビュータのステー
5. プラグコードの付け根→左エンジンヘッド
6. プラグコードの付け根→右エンジンヘッド
使ったケーブルは470円/mのオーディオ用の8ゲージ。とりあえず5m買って、使っ
たのは4.5m。銅線の回りに御丁寧に銀のシールドまでしてある。グランドを取る
のに銀のシールドに意味があるとは思えないし、シールドの所為で被覆が剥きに
くい。自動車用品店と電気店を何件かまわって、500円/mを切るのはこれしかな
かった。シールドがなかったらケーブルストリッパでさくさく被覆を剥けるのに。
いろいろなweb pageでトルクが上がるって書いてあるけど、実際のところ良く分 かんない。なんとなく低速トルクが上がったような気もする。エンジン音も静か になったような気がする。
オーディオは段差を乗り越えたり車体が傾いたりする度に音が出たり出なくなっ たりするので全然効果が分からない。
ヘッドライトは明るくなったし、色温度も上がった。ルクスメーターなんて気の 利いたモノは持ってないので、左ヘッドライトの正面から2mのところにカメラを 固定して明るさの変かだけ測定。
アーシング前 | アーシング後 | |
シャッタースピードと絞り | 1/250F11 | 1/250F16 |
シャッタースピードは変わらずに1段絞り込まれているが、絞りはきりのいい値 で表示されるので実際に1段絞り込まれているわけではないはず。2倍も明るくなっ たようには見えないし。1/3段位絞り込まれたとして、約1.2倍ってところかな?
手持ちのデジマルでバッテリマイナス端子と各点の抵抗を測るとどこも0.3Ωに なってしまうので、アイドリング時にバッテリマイナス端子と各点の電位差を測っ た。有効数字は1桁。やっぱりオシロで波形まで見るべきだったかなぁ。
アーシング前 | アーシング後 | |
左ヘッドライト裏 | 1mV | 1mV |
左ストラット | 2mV | 1mV |
オルタネータ | 70mV | 7mV |
ディストリビュータ | 5mV | 2mV |
左エンジンヘッド | 5mV | 2mV |
右エンジンヘッド | 5mV | 2mV |
1番効果があったのはオルタネータ←→バッテリマイナス端子で、次がディストリ ビュータ→バッテリマイナス端子。 アーシング前の左右エンジンヘッド←→バッテリ間の電位差はディストリビュー タ←→バッテリ間の電位差と同じ。エンジンヘッドとディストリビュータの間は アルミのインマニでグランドが取られているので、8ゲージの銅線でアーシング したくらいでは効果がないかも、と思いつつアーシングしてみる。アーシング前 も左右エンジンヘッド←→バッテリ間の電位差はディストリビュータ←→バッテ リ間の電位差と同じ。効果あるのだろうか? 左ヘッドライト裏は純正のアースが来ているので、変化なし。