Correction/Calibration用の関数

Last update: 2007/10/24

今回のTutorialではジェットを扱いませんでしたがジェットを用いた解析の場合
Atlfastから出てくるジェットに対していくつかの補正を行う必要があります。
この補正はFull Simulation(DICE not Athena)から求めたものです。
注意:最近(2006/2007年)、これらの補正関数を使わないという傾向があります。
したがって、実際の解析において使うべきかどうかは先輩方に聞いて下さい。

まず、ヘッダーファイル、
#include "atlfast/randomATLASJF.h"
#include "atlfast/atlfastB.h"
#include "atlfast/jetEfficiencyCorrection.h"
を追加してください。

次に、InitializationにActivateInfo();を追加してください。
これは乱数の生成に必須です。

最後に、以下の4行をDoitの始めの方に追加します。

オプションの詳しい内容は各自でコードの中を調べてください。ここも参考に。

b-jet   --> 第2引数 --> 通常は "5" を使う。
            この場合
                b-eff = 60%
	        u/g-jet-rejection = 100
                c-jet-rejection = 10
            となる。

tau-jet --> 第3,4,5,6引数
            第3,4引数がペアで、第5,6引数がペアです。
            どちらかのペアしかONにできません。
            通常は前者を使って、"1,0.5" とする。この場合後者は "0,1" とする。
            この場合
                tau-eff = 50%
	        tau-fake --> 内部で計算
            となる。

void Userana::Doit()
{
  //std::cerr << "Doit" << std::endl;
  h_eventCounter[0]->Fill(0.);
  
  RAN_COMMON rc;
  RAN_RLXGO(3,GetEventNumber(),0,0,rc);
  atlfastB(GetJetList(),5,0,0.5,0,1,rc);
  jetEfficiencyCorrection(GetJetList(),rc);
  
...
}
注意としては、これらの関数はJetListに対して補正を行うので

Float_t         Pjt[100][3];   //[Njt] // ActivateJet

等のデータを使う場合は意味がありません。つまり、補正されていない。

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jtanaka