2009年実験に備えて液体キセノンの再純化

液体キセノンを一度タンクに送り、ガスに戻した後にゲッター(真空度を高めるために残留した気体分子を吸着して取り除く材料)により純化を行ないました。また、漏れが疑われた冷却用液体窒素の配管も交換しました。これによって純度が上がり、光量が2008年の実験終了時より45%増加しました。2009年の実験は10~12月に行なわれ、質のよいデータが得られました。

液体キセノンを一度タンクから出し、測定器の純度アップを図る ©MEG Collaboration