国内外の研究者に開かれたATLAS地域解析センターを東京大学に設置

Computing Grid ©CERN

「ATLAS地域解析センター」は本学に設置されたATLAS実験のデータ解析拠点であり、CERNの計算機センターを頂点(Tier0)に、世界170以上の研究機関のシステムが階層構造で配備されたWLCGの一部です。その計算機資源はTier2と呼ばれる階層で世界最大規模を誇り、ATLAS実験の全メンバーに開放されています。必要な計算資源量やサービスを、CERNを含む各国のセンターが提供することを保証する協定覚え書きが、2005~2006年にかけて調印されています。日本も2006年3月にCERN副所長と本学の総長が調印を行ないました。

CERNでの調印式 ©CERN
東京大学小宮山宏総長のCERN視察 ©CERN
CERN IT部門責任者らとともに、東京大学小宮山宏総長 ©CERN