W粒子の対生成事象


W-pair event
電子と陽電子の衝突反応によって、 W粒子がペアで生成されたと考えられる事象。 1996年7月にOPAL測定器が捕らえたもの。 ここでは2つのW粒子はそれぞれクォーク対に崩壊している。 クォークはジェット(反応点から外へ飛び出す粒子の束)となって しまうので、結局この図で示されているように、 4本のジェット(ここでは十字状に見える)が観測される。

ホームページ

hisho@icepp.s.u-tokyo.ac.jp